樹海…富士風穴とブナの群生林 [撮影]
富士五湖の南側を通るR139を本栖湖方面に行く途中、
西湖南あたりで別れるR71を上九一色村方面に大分行ったところにある富士風穴。
入り口は目立たず、数台の駐車スペースがあるのみ。
入り口にかろうじて、この標識が。
小雨でも降れば綺麗の撮れるのだが、天気が良く、こぼれ日がちかちかして、思うように撮れない。
遊歩道がきちんと付いているので、危険はない。道路からは外れないよう指示がある。
空洞があって、その上に枯れ木などが乗っているので、落とし穴状態になっているとか。
青い苔が、木や石に張り付き、原生林を思わせる。
毎年何十人もの自殺者が出るという樹海。天気が良く明るいので、それほどの怖さはない。
途中二股に分かれていて、風穴は右にそれる。
風穴に近づくと、地の底から出てくる冷たい風がよぎる。
すずしい〜。ふと見ると仲間が誰もいなくなった。
急いで、戻ることに。この場所で一人はちょっと気味悪い。
来た道を戻っていくと途中で、さっき写した大木に出会う。
「あれさっきこの木写した」ちょっと嫌な感じ。
二股に分かれていた道を右に行ったのだから、その分かれ道で反対方向に行かなくてはいけない。
このまま戻ったら、入り口にでてしまう。そう感じて再度戻る。
富士風穴への分かれ道までもどり、再度左道を行く。
分かれ道の石標。それでもの写真は撮っている。
この奥にはブナの群生林が残っている。溶岩が流れて、この場所を除けていったようで、
樹海の中にぽつんと残っているそうだ。紅葉の時はとてもいいとのこと。
急いでみんなの跡を追う。
写真を撮っているうちに一番あとになってしまったようだ。
一番大きいブナの木。
木が倒れないように板根をはり支えているのだそうだ。
板根は根を板のようにはって伸びる根のこと。
木の大きさが解らないので、人物の入ったのを一枚。
手前の二人は私のそばにいるので大きく写っています。
右奥にいる人は木の根元にいるので、大きさをくらべて下さい。
ホテルに戻ると富士山はきれいにでて、ちょっとゆうやけ雲が。