ホテルの庭で [旅行]
メルシャン軽井沢美術館 [旅行]
志賀高原で雪が降りました。 [旅行]
信濃鉄道 [旅行]
金沢駅 [旅行]
雨や雪の多い金沢で、
「駅を降りた人に傘を差し出す、もてなしの心」を表現したドーム。
3,019枚ものガラスを使用し、金沢の玄関口に、明るく、雨にもぬれない
広場を作り出しています。
徳田秋聲 [旅行]
浅野川大橋の川上に梅の橋、川下に中の橋という歩行者専用の木の橋がある。
早朝、朝景を撮りにこの 「中の橋」を渡っていくと、反対側の橋のたもとに
「秋聲のみち」と看板が出ていた。
「秋の虫の声をききながら歩く道なのかな」というと
通勤途中の男性がそれを聞き、はたッ!と止まり、「徳田秋声ですよ。」
と話し始めた。
私は徳田秋声とやらをまったく知らなかった。
「話しが長くなりますが」と話し始めたが・・・通勤のお急ぎの様子なので、
「どうぞいらしてください」と急いでもらった。
さてパンフレットを見ると「徳田秋声記念館」というのが浅野川沿いの反対側の
「梅の橋」のたもとにある。
早速行って見ることにする。
この道は虫の音をを聞く道でなく、
秋声を記念した記念館へつながっている道だった。
早速勉強して、著書を1冊買ってきた。
題名は映画化されたりして何となく知っていたが、作者はまったく知らなかった。
金沢の文豪だそうで、
記念館の説明には
「金沢の三文豪のひとり、徳田秋聲(1871~1943)は、尾崎紅葉の門下を経て、
田山花袋、島崎藤村らとともに明治期の自然主義文学運動の中心的存在として活動し、
昭和18年に没するまで、明治・大正・昭和と三代にわたり常に文壇の第一線で活躍した、
文字通り「大家」の名にふさわしい作家です。
その作品は、川端康成をして「小説の名人」と言わしめた技巧の高さとともに、
つねに弱者への視点を忘れぬ、庶民の生活に密着した作風を特徴とします。
「新世帯」「黴」「爛」「あらくれ」「仮装人物」「縮図」などの諸作が名篇
として知られています。私生活では、その分け隔てのない人柄が多くの文壇人
に愛されたほか、映画やダンスを好むなど現代的な面も持ちあわせていました。
徳田秋聲記念館は、このような秋聲を記念、顕彰するとともに、その作品とゆ
かりの品々を収集、保存、展示することで、その生涯と文学的業績を多角的に
紹介し、秋聲文学の豊穣な世界に親しんでいただくことを目的としております。」
となっていた。
ちょっとした恥さらしの一言から、お勉強が出来た。通勤途中の方ありがとう。
記念館内部にあった、「縮図」の主人公銀子をイメージした紙人形。
記念館2階から館前の休憩所を見下ろして写す。