遠くから見るガマの穂は何となく涼しげで、湖面を渡る微風で、
優しく揺れていた。
しかしここも炎天下。おちついて撮影する気分にすらならない。
秋には沢山のカモがいたが、影一つない。
ガマの穂と言えば「因幡の白ウサギ」の神話に出てくる、毛皮を剥がれたウサギが背中に
ガマの穂の花粉を付けて直したというのを思いだす。
本当にそんな薬効があるのか?解らないが。
ハスの花は終わっていた。
種が出来る花托のことをはちすと言うのかと思っていたら、蓮(はちす)を呼ぶらしい。
花が終わったあと、花托が蜂の巣のようになって、黒くなりこれもまた絵になる。楽しみだ。
(撮影8/9昭和記念公園)