ヒガンバナ 2011.9.21 [花]
庭のヒガンバナがちらほら咲き始めた。
朝から雨降り。
土砂ダムが満水になり危険だと報じていた。心配。
昨日、脱原発の署名依頼が回ってきた。
即署名した。
大江健三郎さん達が発起人に名を連ねていた。
むかし息子の勉強を見てくれていた先生のご主人が
水戸 巌さんといって日本の物理学者。
東大理学部の大学院を出られて、東京大学原子核研究所に勤務されていて、
息子と係わっていた頃は芝浦工業大学の教授だった。
奥様に勉強を教えて頂いていたのに、息子はご主人と仲良くなり
とてもかわいがってくれ、その時、息子は高校生。
この頃先生は反原発運動のリーダーとして活躍されていて、
息子に原発がいかに怖いか、
「絶対大丈夫という事はない」絶対という言葉はないと教えていた。
私としては
原発に興味があるわけではなかったが、
電気は必要だと思っていたその時期
反原発運動を余り快く思っていなかったことは事実。
しかし、
その恐れていたことが起こってしまった今、
先生が伝えたかったことはこのことだったのだと
あらためて、考えさせられる。
この先生は昭和61年の暮れ、北アルプスの剣岳で、
双子の息子さんと三人で遭難され亡くなられた。53才だった。
息子さんはひとりが京大生、もうひとりが阪大生だった。
生きておられたら今のこの状態を見て、なんと思うだろう、本当に残念だ。
今、はっきり
原発はいらない。
もっと早く判らなくてはいけなかった。
経済の発展?
住めない土地ばかりになったら”何が発展”と云いたいです。
by 斗夢 (2011-09-21 05:52)
私は今まで、原発にも真正面から向き合うことがなかったです。
近くに、立派な人がおりましたのに、今頃になって、偉大さを感じています。
by arashi (2011-09-22 21:58)