タブノキ(川崎市まちの木) [撮影地]
いぜん小田急線のHPの中に百合ヶ丘駅の近くに大きなタブの木があると出ていたが、
さて何処にあるのかわからなくて、近くにお住まいの友人に聞いた。
その方も知らないとのことで、駅で聞いて下さって、「小田急沿線自然ふれあい歩道」の中の
百合ヶ丘コースの中に入っていると教えて頂いた。
それからだい経っていたが、昨日友人に案内して頂いて行ってきた。
木に付いていた看板の説明
タブノキ(川崎市まちの木)
タブノキは照葉樹林を代表するもので、この地の人々は古くから大楠と呼ばれ慣れ親しまれて降りました。
万葉集の中の大友家持が詠んだ歌「磯の上の都萬麻(ツママ)を見れば根を延(ハ)へて年深からし神(カム)
さびにけ り」のツママは、タブノキとされております。
この木は樹齢800年とも言われており、所有者の先祖・楠木正成の一族が足利幕府に追われ移り住んだとされる
約500年前には、この場所にあったとのことです。
また、近くに在る香林寺の大日如来供養塔を建立した楢村(ナラムラ)氏(徳川家康に直参旗本として仕えた時に
楠木から楢村に改氏)が、楠木一族の目印としたのがこの木であったと伝えられています。
長い風雪に耐えながら枝、幹の曲折を繰り返し、太い幹を何本も左右に大きく張り出し成長したこの木は、
大正時代には、30mにもなり、森のような様相を呈しておりましたが、戦時中に、防空のため幹を伐採してしまった
とのことです。
伐採による傷口は強靱な生命力により自ら塞ぎつつ、地域のシンボルとして力図良く成長しています。
個人のお宅の入り口に立ち、お住まいの方のご厚意で、まちの木に指定されているようです。
新しいHPのコース案内にはタブノキの説明や場所なども詳しくのせてありました。
樹齢800年!
幹が太いですね!保土ケ谷公園にもありますが、200年ぐらいだったと思います。足元にも及びません^・^。
by 斗夢 (2010-02-10 17:55)
タブノキのある風景はドッシリとした重みがありますね。
by furukaba (2010-02-10 18:49)